【滋賀】琵琶湖の固有種セタシジミが台風21号の影響で激減
1: 曾根崎警察署 ★ 2019/01/10(木) 06:31:50.89 ID:97G19WWT9
琵琶湖の固有種で、今が旬の「セタシジミ」の漁が危機に陥っている。昨秋の台風21号などの影響で、シジミが生息する湖底が荒らされたことが要因とみられる。これまでも漁獲量は年々減少していたが、本年度はまったく読めない状況で、漁業関係者から悲痛な声が漏れている。県も、状況の把握や対策に向けて動きだしている。
セタシジミは、琵琶湖水系にのみ生息する二枚貝で、大きさは二~三センチ。全国の市場に出回るシジミの2%程度と希少な存在だ。ふっくらとした肉厚な身から、コクのあるだしが出ることから、高級料亭などでも扱う。水深一〇メートルほどの浅い湖底にすみ、一九五〇年代ごろは年間五千~六千トンの漁獲量を誇った。だが近年は、砂地の減少や水草の大量繁茂などにより、湖底の泥化が進んで、漁獲量が激減。ほとんどが北湖での漁獲で、年間五十トン前後で推移している。
五~七月の禁漁期を経て八月から漁が始まるが、県水産試験場によると、昨年九月の台風21号以降、シジミがすむ湖底の砂地が波で流され、漁がほぼできない状況。引き網には小石や古い貝殻が多数交ざり、シジミ自体はほとんど見られないという。
県内でシジミの漁獲量が多い堅田漁業協同組合(大津市)には、専門漁師が十二軒ほどあるが、多い人で例年の三分の一の漁獲量だ。通常なら漁は年末年始に最盛期を迎えるが、燃料価格の高騰などで採算が合わなくなってきており、船を出すこともままならない。今井政治副組合長(69)は「業者からの注文も入っているが、断っている」と打ち明ける。
米原市にある琵琶湖の鮮魚卸専門店「魚万商店」でも、シジミの入荷量が、例年の三分の一から四分の一に減っている。同店では、セタシジミをスーパーや高級料亭などに卸しているが、新規の注文は断っている。シジミを冷凍加工する業者には、加工を先送りするなどの対応をしてもらっている。
同店の世森伸吾代表(45)は「過去に台風は何度もあったが、ここまで減るのは例外。シジミが採れないと、漁師も漁に出なくなり、負の連鎖が続く。どうしたらいいのか」とため息を漏らす。県水産試験場の担当者も「漁場回復に向けて検討しているが、どれぐらいで回復するのか検討がつかない」と頭を抱えている。
県は本年度中に、大学や国の研究機関などの専門家を集めた会議を立ち上げ、状況把握と今後の対策に向けて検討する方針だ。
(浅井弘美)
漁獲量が落ち込むセタシジミ=県水産課提供
http://imgur.com/0gfxZpf.jpg
http://imgur.com/6O6SVJ0.jpg
中日新聞 2019年1月10日
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20190110/CK2019011002000025.html
セタシジミは、琵琶湖水系にのみ生息する二枚貝で、大きさは二~三センチ。全国の市場に出回るシジミの2%程度と希少な存在だ。ふっくらとした肉厚な身から、コクのあるだしが出ることから、高級料亭などでも扱う。水深一〇メートルほどの浅い湖底にすみ、一九五〇年代ごろは年間五千~六千トンの漁獲量を誇った。だが近年は、砂地の減少や水草の大量繁茂などにより、湖底の泥化が進んで、漁獲量が激減。ほとんどが北湖での漁獲で、年間五十トン前後で推移している。
五~七月の禁漁期を経て八月から漁が始まるが、県水産試験場によると、昨年九月の台風21号以降、シジミがすむ湖底の砂地が波で流され、漁がほぼできない状況。引き網には小石や古い貝殻が多数交ざり、シジミ自体はほとんど見られないという。
県内でシジミの漁獲量が多い堅田漁業協同組合(大津市)には、専門漁師が十二軒ほどあるが、多い人で例年の三分の一の漁獲量だ。通常なら漁は年末年始に最盛期を迎えるが、燃料価格の高騰などで採算が合わなくなってきており、船を出すこともままならない。今井政治副組合長(69)は「業者からの注文も入っているが、断っている」と打ち明ける。
米原市にある琵琶湖の鮮魚卸専門店「魚万商店」でも、シジミの入荷量が、例年の三分の一から四分の一に減っている。同店では、セタシジミをスーパーや高級料亭などに卸しているが、新規の注文は断っている。シジミを冷凍加工する業者には、加工を先送りするなどの対応をしてもらっている。
同店の世森伸吾代表(45)は「過去に台風は何度もあったが、ここまで減るのは例外。シジミが採れないと、漁師も漁に出なくなり、負の連鎖が続く。どうしたらいいのか」とため息を漏らす。県水産試験場の担当者も「漁場回復に向けて検討しているが、どれぐらいで回復するのか検討がつかない」と頭を抱えている。
県は本年度中に、大学や国の研究機関などの専門家を集めた会議を立ち上げ、状況把握と今後の対策に向けて検討する方針だ。
(浅井弘美)
漁獲量が落ち込むセタシジミ=県水産課提供
http://imgur.com/0gfxZpf.jpg
http://imgur.com/6O6SVJ0.jpg
中日新聞 2019年1月10日
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20190110/CK2019011002000025.html
2: 名無しさん@1周年 2019/01/10(木) 06:43:24.36 id:I1675R+z0
世田谷食品のシジミ汁
4: 名無しさん@1周年 2019/01/10(木) 06:47:25.93 id:KXPEzdw+0
アサリと違って臭いやつか
5: 名無しさん@1周年 2019/01/10(木) 06:55:35.96 id:FcMCoByC0
署名サイトです
https://www.change.org/p/%E9%B1%E5%8Aspa-%E5%A5%B3%E6%A7%E3%92%E8%BB%BD%E8%A6%E3%97%E3%9F%E5%BA%E7%88%E3%92%E5%8F%E3%8A%E4%B8%8B%E3%92%E3%A6%E8%AC%9D%E3%A3%E3%A6%E4%B8%8B%E3%95%E3%84
ご協力をお願いします。strm
https://www.change.org/p/%E9%B1%E5%8Aspa-%E5%A5%B3%E6%A7%E3%92%E8%BB%BD%E8%A6%E3%97%E3%9F%E5%BA%E7%88%E3%92%E5%8F%E3%8A%E4%B8%8B%E3%92%E3%A6%E8%AC%9D%E3%A3%E3%A6%E4%B8%8B%E3%95%E3%84
ご協力をお願いします。strm
6: 名無しさん@1周年 2019/01/10(木) 07:04:01.24 id:OzSI9G3a0
減ることはあっても増えることはないようだな
12: 名無しさん@1周年 2019/01/10(木) 08:18:09.01 id:eyiPW4980
14: 名無しさん@1周年 2019/01/10(木) 09:14:03.56 id:VHD3dBe70
16: 名無しさん@1周年 2019/01/10(木) 09:33:28.82 id:OzBlmbd/0
> 一九五〇年代ごろは年間五千~六千トンの漁獲量を誇った。だが近年は
水が綺麗になりすぎたんだろう
アクアリウムの水槽にシジミ入れると餓死するし
> 宍道湖におけるヤマトシジミ漁獲量は,戦後から. 1950年代半ばまでは年間100トン台にとどまっていたが
> ,. 富栄養化の進行とともに増加し,1960年代の漁獲量は. 5000トン前後で推移した
水が綺麗になりすぎたんだろう
アクアリウムの水槽にシジミ入れると餓死するし
> 宍道湖におけるヤマトシジミ漁獲量は,戦後から. 1950年代半ばまでは年間100トン台にとどまっていたが
> ,. 富栄養化の進行とともに増加し,1960年代の漁獲量は. 5000トン前後で推移した
17: 名無しさん@1周年 2019/01/10(木) 09:33:54.57 ID:/9rxhNgI0
まーた滋賀で大津かw
今度はセタシジミまでイジメてるのか
今度はセタシジミまでイジメてるのか
21: 名無しさん@1周年 2019/01/10(木) 12:14:49.30 id:wi3HT0jZ0
23: 名無しさん@1周年 2019/01/11(金) 06:58:18.06 ID:/oQmvLs90
貴重な淡水シジミ
まあ食いたくないが
まあ食いたくないが